香りの記憶
sarisayaで愛用しているお香は
京都 松栄堂の「京にしき」
嵐山をイメージして作られた白檀の優しい香りです。 学生時代を過ごした場所が嵐山からも近く馴染みがあるというのも選んだ理由のひとつ。
松栄堂さんは多分わたしが唯一就職活動で面接を受けた会社かと。選考には落ちましたが記念品にもらったお香からファンになりずっと愛用しています。
お香がなくなったので京都へ行く用事のついでに新しいのを購入しました。
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京都へはタイ派遣プログラム時代にお世話になった先生を囲む会に参加してきました。10数年ぶりにこうやって会う機会をもてて、懐かしい話に花を咲かせて、先生も思ったよりお元気そうでよかったけど、やっぱりところどころ体調を気づかう場面もありました。
「でも先生、長生きしてくださいね」といった同期のMちゃんの言葉が祈りのように聞こえました。
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大学を卒業してすぐに派遣プログラムでタイへ日本語教師として赴任したので、日本での就職活動という活動はほとんど経験することなくでした。
しかもプログラムに応募するきっかけも、たまたまふらっと入ったスペイン料理屋のマスターにぽろっと「タイで働きたいんですよねー」と言ったら
「店の上に住んでる子がタイで日本語教えてたよ!もうすぐ帰ってくるから紹介するよ!」と、
でみなさん初めましてのなかトントン拍子に話は進み、派遣プログラムを紹介してもらい渡タイすることに。
実現できるか自分ではわからない夢の時はなんでも言葉に出して言ってみるものだとこの時学びました。
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白檀の香りに、10数年前とこの夏の記憶がまた刻まれたように思います。
香りの記憶は一瞬とても強烈に思い起こされるときがありますね。
癒しの、祈りの香りに包まれに
お店にもぜひいらしてくださいね。
お待ちしております。
※今の店舗は10月25日までの予定です。
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